SとMの関係というものは、お互いの性癖・相性さえ合えば、関係が長続きするものですが、それを邪魔するのが「男女の関係」や「M男のわがまま」です。
SMプレイのみの関係なら、M男はS女や女王様に対して、絶対的服従を誓うものです。
しかし、私もそうだったのですが、SMパートナーだけでは物足りず、S女や女王様のことを好きになってしまったり…。
自分のわがままで関係が終わってしまうことがありました。
今回は、S女や女王様が関係を続けられない嫌いなM男について話します。
S女や女王様と関係が続けられないM男とは?
SMプレイというものは、男性と女性という関係ではなく、SとMという関係で成り立っています。
この2つの関係が、成り立っている以上、お互いのパートナーとしての関係は、良好に続けられるものです。
プレイのみの関係ということになります。
しかし、M男の中には、S女や女王様との関係を続けられない男性もいます。
それはどんなM男なのでしょうか?
・男女の関係、恋愛感情を持ってしまうM男
・自分の欲求しか考えていないM男(エゴマゾ)
・S女や女王様をその場かぎにりしか思っていないM男
主にこの3つが、S女や女王様と長続きできないM男の特徴です。
では、この3つのM男の特徴について説明します。
男女の関係、恋愛感情を持ってしまうM男の特徴
SMプレイのみの関係を続け、いずれ恋愛感情に発展し、結婚したカップルもいると聞きます。
しかし、S女や女王様とM男が結婚し、長続きしたという話はほとんど聞きません。
もちろん中には、離婚せず結婚生活を続けているカップルもいますが、それは完全にSMパートナーとしての関係をなくしてしまった夫婦です。
SMパートナー同士が恋人関係になったり、夫婦になった場合、よほど相性が良くても、SMの関係は長く続かないと思います。
その理由は、やはりS女や女王様は、子供が出来たり、家庭に入ると、それまでの性癖(S女)が自然となくなってしまうものです。
もちろん、もともとの性癖が変態(S女)ですから、機会があれば遊びたいと思ってはいますが、家庭内ではしたくないということです。
SMパートナー時代は、どんなに相性の良いパートナーだったとしても、女性が求める恋愛対象は、M男ではありません。
S女はあくまでも趣味や性癖であり、彼氏や旦那としての理想は「頼れる男性」なのです。
結婚ともなれば、男性は一家の大黒柱ですから、余計頼りがいのある男性を求めます。
自分よりも逞しくて強い男性が理想。
そう考えると、SMパートナーとして、これまで自分に服従してきたM男を、彼氏や旦那として見れなくなってしまうのです。
M男としてプレイをしていた頃は、かわいいM男と思ったりしてても、そんなM男が、もし自分の彼氏や旦那なら…頼りになりませんよね。
そんなM男に対して、恋愛感情を抱くことはできません。
ペットとしては愛せても、彼氏や旦那としては愛せないのです。
M男に対しては、抱かれたい、子孫を残したいという女性の感情が芽生えないということです。
よって、M男がS女や女王様に対して、恋愛感情を抱いた時点で、SMパートナーとしての関係は終了となってしまいます。
自分の欲求しか考えていないM男(エゴマゾ)の特徴
M男の中には、自分の欲求しか考えていない男性もいます。
そういったM男のことを「エゴマゾ」と呼びます。
エゴマゾの特徴は、欲求を満たすための性欲しかありません。
S女や女王様と服従関係を築くというよりは、ただ性欲のために、いじめられたいと思っているわがままなM男のことです。
エゴマゾの特徴を以下に挙げます。
- S女や女王様に対する好みがうるさい
- S女や女王様に対して上から目線
- S女や女王様に自分を認めてもらいたい
- S女や女王様を束縛したがる
- S女や女王様の前で不機嫌な態度をとる
- 自分のことしか考えていない
- S女や女王様に対して無関心
- S女や女王様の言葉を聞かない
自分の欲求しか考えていないM男には、このような特徴があります。
彼らM男にとっては、*自分さえよければ相手のことは関係ない※と思っているのです。
長く関係を築きたいと思っているS女や女王様にとっては、エゴマゾは理想のパートナーとはいえません。
そんなM男たちを受け入れてくれるS女や女王様は、風俗で働いている女性のみです。
なぜなら彼女たちは、M男と長い関係を望んでいないからです。
風俗は、あくまでもお仕事なので、お金を頂いている以上、お客様を満足させる義務があります。
そこに本来の服従関係はほぼありません。
風俗で働くS女や女王様のほとんどは「演技」です。
そういった面では、エゴマゾがどんなわがままを言っても、お仕事なので、我慢して受け入れてくれるのです。
風俗しか経験のないM男は、勘違いしてしまい、風俗以外で出会ったS女や女王様も同じだと思ってしまいます。
しかし、服従関係を求めている女性にとっては、わがままなM男の態度は受け入れてくれません。
S女や女王様がエゴマゾとの関係を長く続けるのは無理ということになります。
S女や女王様をその場かぎりにしか思っていないM男の特徴
S女や女王様に対して、なんの気持ちも考えずに、その場かぎりにしか考えていないM男もいます。
そんなおざなりしてしまうM男のほとんどはいい加減な性格です。
射精さえできればあとはどうでもいいというのがおざなりM男の特徴です。
彼らはS女や女王様のことをSMパートナーとは見ておらず、性癖を満たしてくれたり、射精させてくれるだけの相手としか見ていません。
服従関係どころか、SMの関係すら続けようと思っていないのです。
SMプレイというものは、けして射精するだけが目的ではありません。
私もS女や女王様と会っている中で、一度も射精せずに終わった事も何度もありました。
それでも私は大満足でした。
射精せずとも満足できたのは、そこに女王様との信頼関係・服従関係が築けているからです。
女王様の喜ぶ顔を見ているだけでも満足した事はたくさんあります。
女王様に恥ずかしい姿を見られて終わった事もあります。
その時も、けして射精が目的ではありません。
それは、お互いに打ち合わせがあったからではなく、プレイをしていくうちに、暗黙の了解でそうなっていくのです。
女王様に尽くしたいという気持ちが相手にも伝わり、そしてM男に対して、かわいがってくれる(ご褒美をくれる)のです。
ただ性欲を満たしたい為に会う関係なんて、SMパートナーとは言えません。
相手の事を思いやりそして信頼する事が本来のSMパートナーではないでしょうか?
射精したからそれで終了ではあまりにも女王様に対して失礼だと男もいます。
射精する前のご奉仕があり、射精した後の感謝の気持ちがあって初めてSMの関係が築けるのです。
セックスでも同じ事が言えます。
逝ったからといって、男性だけ先にシャワーを浴びに行ったら、女性はどう思いますか?
きっと、悲しさと虚しさしか残りませんよね。
逝った後の気づかいや思いやりがあり、そして「ありがとう」の言葉があって初めて「楽しかった」という言葉がお互いから出てくるのではないかと思います。
それはSMも一緒です。
抜いたら終了では、あまりにも虚しさしか残りません。
それを平気で出来るのが、おざなりM男の特徴です。
相手の女性の気持ちを何も考えない、おざなりM男はたくさんいます。
彼らは自分だけ抜けばそれでいいという考えしかもっていません。
そんなおざなりM男に対して、誰が長続きしたいと思いますか?
きっとまともなS女や女王様なら振り向いてもくれません。
しかし、おざなりM男は長続きしようとは思っていないので、その場かぎりのSMパートナーを探しているのです。
S女や女王様と関係が続けられないM男まとめ
このように、いくつかの特徴をまとめてみましたが、結論としてM男が、S女や女王様と関係を長く続けるには「絶対服従」ということになります。
M男がいつまでもS女や女王様に対して、忠実に服従関係を続けていれば、お互いに飽きない限り、パートナーとしての関係は続けられるのです。
M男の浮ついた気持ちによって、せっかく築き上げた関係が終わってしまいます。
そうならないためにも、S女や女王様に対して常に忠実な気持ちでSMプレイを楽しむことが長続きできる秘訣です。