SMプレイといえば、縄で縛ったり、吊し上げたりする、緊縛プレイが定番ですよね。
今回は緊縛プレイでよく使われる
- 亀甲縛り(菱縄縛り)
- M字開脚
- 股縄
- もろ手上げ縛り
- 着衣縛り
の5つの縄の縛り方をご紹介したいと思います。
①亀甲縛り(きっこうしばり)
亀甲縛りは、緊縛プレイの中でも、一番利用されている緊縛です。
意外と簡単に縛れるので、初心者にはおすすめです。
また、亀甲縛りに似た縛り方で、輪の形がひし型になるものを「菱縄縛り(ひしなわしばり)」と呼びます。
見た目のエロさに、こだわる場合は、赤いロープがおすすめです。
長さはだいたい胴体の10倍の長さのものを用意して下さい。(市販されている10メートルのものであれば大丈夫です。)
長い分には、あとで切ることもできるので、最初は余裕をもって縛るとよいでしょう。
【縛り方】
- 縄、ロープを全体の半分に折り、二重にします。
- 追った輪の部分、相手の首に掛けて、正面に垂らします。
- 首元から股間の部分まで、均等に八の字結びを作ります。(4箇所~5箇所)
- 結び目と結び目の間にできた輪が、完成すると亀甲の形になります。
- 八の字結びが難しい場合は、玉結びでも構いません。
- 一番下の結び目を股間の部分に当たるようにして、お尻の方に回し、背中から首の部分の輪に通します。
- 首の後ろの輪に通した縄を、1本づつ左右に分け、脇の間から胸に回します。
- 胸に回した縄を、先ほど作った、結び目と結び目の輪に通し、引っぱるように、再び背中に回します。
- 2本の縄を、背中で交差させて、また正面に回します。
- 先ほどと同じ結び目と結び目の間の輪に、縄を通して引っぱり、六角形の形を作ります。
- これで1つ目の亀甲が出来上がります。
- 引き続き、同じように、次の結び目と結び目の輪に、縄を通していきます。
- 全部の輪に、縄を通し、それぞれ六角形の形をつくります。
- 最後に、股間の部分かお尻の部分で、余った縄を縛れば完成です。
②M字開脚(えむじかいきゃく)
M字開脚とは、脚の開きが、アルファベットのMの形になることから、このように呼ばれています。
脚を開脚することによって、股間を責めやすくなるので、M男にとっては、踏まれたり、金蹴りされるに好ましい緊縛です。
【縛り方】
- まず初めに、相手の両手を後ろで縛り、脚をM字の形にして座らせます。
- 左の足首に縄を巻きつけ、正面側で2回結びます。
- M字に折り曲げた部分の中心に、縄を巻きつけます。(太ももの中心あたり)
- 太ももとすねがしっかり固定されるようにぐるぐるに巻きつけます。
- 太ももの内側と、ふくらはぎの間の部分に縄を通して、結びつけます。
- 外側に通して、背中に縄を回します。
- 脚が広がるように引っぱり、背中の部分に縛った手首と連結させます。
- 胴体にも縄を巻きつけ、背後で連結させ、形を整えます。
- 右足も同じようにし、背後で連結させれば完成です。
③股縄(またなわ)
股縄とは、縄を股にくぐらせて縛ることをいいます。
股に縄が食い込むことによって、相手に苦痛を与える緊縛プレイです。
M男を縛る場合は、ペニスが邪魔をするので、下着をつけたまま結ぶと、全体に苦痛を与えられます。
ローターやバイブを固定するのにも便利な緊縛方法でもあります。
【縛り方】
- 縄を二重にして、腰に縄を巻きつけ、へその辺りで結びます。
- 腰の位置は、骨盤のあたりが安定します。(お腹に巻きつけると緩むことがあります。)
- ペニスの左右どちらか、またはペニスの真ん中を通すように、縄を背中に回します。
- 背中に巻きつけた縄に通して、引き寄せます。
- お尻の割れ目に食い込ませるように引いて、腰の縄と結びます。
- これで完成ですが、縄が余った場合は、束ねるか、両手を背後に回して、手首を縛るなどにも利用できます。
④もろ手上げ縛り(もろてあげしばり)
もろ手上げ縛りは、両手を頭の後ろで拘束する縛り方です。
両手を持ち上げられた状態で、縛られることによって、脇責めや乳首責めに適した緊縛方法です。
羞恥プレイをする場合にもよく利用されています。
長時間緊縛すると、手が痺れてくるので、適度な時間で解放する必要があります
【縛り方】
- 両手首を合わせて、縄を巻きつけます。
- 手前で結び、両手を万歳する形で、頭の後ろに持っていきます。
- 胴体に巻きつけた縄と結束することによって、固定することができます。
⑤着衣縛り(ちゃくいしばり)
着衣縛りは、その名の通り、服を着たまま緊縛する方法です。
亀甲縛りや菱縄縛り等といった緊縛プレイと合わせて利用できます。
全裸で縛る方が好きな方と、着衣の方が興奮するという方もいるので、好みによってプレイを楽しむことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
縄の縛り方にも、色々な種類があります。
素人がこれらの縛り方をいきなりやろうとすると危ないので、はじめは慣れている人に教えてもらいながら、縛ってみたり、縛られてみたりしてはいかがでしょうか。