現在、僕は38歳の既婚者です。
みなさん、「寝取られ募集」の書き込みを見たことはあるでしょうか。
出会い系の掲示板では、不謹慎ながらも、寝取られたい・寝取りたい男女が実に多いんです。
これから書く話は、僕が30歳のときに、当時始めて付き合った彼女が出会い系で寝取られ募集をしていた話です。
ほんと、とんでもない彼女ですよね。ただね、彼女のことはなかなか忘れられませんでした。
今回は、そんな彼女との話を書かせていただきます。
僕は30年以上彼女がいなかった

お恥ずかしい話し、僕が童貞を失ったのは、30歳を過ぎてからでした。
それまでは、女性と付き合ったこともなく、当然のことながらエッチもしたことがありませんでした。
風俗には誘われて行ったことはあったものの、人の良さを演じてプレイは一切しないという情けなさ。
なので、それまではフェラさえされたこともない、正真正銘のチェリーボーイでした。
そんな僕が、女性と初めて出会ったのは、職場の先輩から教えてもらった出会い系サイト「PCMAX」でした。
出会い系を始めた当初は、出会い系ってどうせサクラばかりなんだろう?と半信半疑でした。
でも先輩の話を聞きながら、いざ試してみると、素人の女の子や欲求不満の女の子がかなりいることに驚きました。
30歳過ぎても彼女も居なかったというのもあって、貯金はそれなりにあった僕は、すっかりPCMAXにハマってしまいました。
騙されたり、いい子と出会ったりを繰り替えしながら、だいぶ慣れ始めた頃、僕は1人の女性と出会います。
彼女は、金銭目的では無かったのですが、住む家に困っていたので、僕名義でアパートを借りてあげることになりました。
今思えば、何故そこまでやってあげたのかわかりませんが、とても性格の良い子で、一緒にご飯を食べに行ったり、ホテルに行ったりしているうちに「情」が移ってしまったのかも知れません。
それともう一つ…彼女が、他の男性と会ったりすることを、僕は必要以上に嫌だったのです。
出会い系「PCMAX」で出会った彼女

PCMAXで知り合って、わずか1週間で、彼女の住む部屋を借りてあげた僕。彼女もすっかり、僕のことを気に入ってくれて、次第に「半同棲」をしていました。
実は僕は、当時、会社の独身寮だったので、彼女を寮に連れ込むことは出来なかったということもあり、部屋を借りてあげたという理由でもあったのです。
僕の中では、すっかり付き合っているという認識で、仕事が終わると寮に戻らず、彼女が居る部屋に帰っていました。
始めのうちは、彼女もどこにも出掛けずに、僕の帰りを、夕飯を作って待ってくれていたのですが、どうも昼間に、出掛けている形跡があり…。
次第に僕の中では、彼女が再び、出会い系サイトで他の男性と会っているのでは?という疑いを持つようになったのです。
寝てる隙をみて、どうにか携帯を見ようとも試みましたが、どうやら画面ロックしているらしく、携帯を見ることができませんでした。
そうなると僕の嫉妬心は、次第に強くなっていき、ある日、仕事を抜け出して、こっそり彼女の部屋に行ってみたのです。
案の定…いませんでした。そこで僕は、彼女に電話を掛けたのです。
僕「(トルゥ~トルゥ~)あっ…もしもし、僕だけど、今日、早めに帰れるから、どこかへ食べに行こうか?今は家?」と、怪しまれないように話したのです。すると彼女は…
彼女「そうなんだ~。良かったね!早く帰れて。今は家で寝てたよ!」
嘘をつかれてしまったのです。その瞬間、僕の怒りはどんどんと込み上げてきて…とっさに彼女を問い詰めてしまったのです。
僕「家なの?どこ?僕、今…家なんだけど…」
彼女「えっ!?あっ…ごめん。今、友達とご飯食べに来てたの。ごめんね…すぐ帰るから。」
そして僕は、無言のまま電話を切ったのです。しばらくして彼女は戻ってきました。物凄く気まずい顔をして。
僕は怒りに身を震わせながら、彼女を問い詰めました。
1時間以上、一方的に問い詰めると、彼女は泣きながら他の男と会って浮気していたことを白状しました。
そして、彼女は僕にこう言ったんです。
彼女「もう私たち別れよう」
寝取られたい願望がある彼女

「別れよう」という彼女の言葉を聞いて、僕は一瞬にして目が覚めたのです。
僕「ごめん…言い過ぎた。別れたくないよ。ただ、ウソをつかれて、つい怒ってしまったの。ごめん。
僕、今まで女性と付き合った事が無いから…女性の気持ちとかわからなくて。ただただ自分の大切な彼女だから、浮気とかされたりするのが嫌だったんだよね。」
僕は思っていること全てを彼女にぶつけました。すると彼女は…。
彼女「うん。ずっとわかってたよ。だけど、私だって、籠の中の鳥じゃないんだから、ずっと家に居たら気が変になると思わない?それに、何から何まで面倒を見てもらうのも悪いし、貯金だってしたいし。お金だって必要だし…」
彼女「だけど…わかって欲しい。けして裏切ろうと思った訳じゃないの。だたね…。」
僕は必死に怒りを抑えて、彼女の話を聞きました。
彼女は開き直ったのか、とんでもないことを言い出しました。
彼女「こうやって付き合ってるのに、他の男性とセックスしちゃうことに興奮しちゃうの...。」
僕「はぁ!?」
僕はわけがわかりません。
彼女は話を続けます。
彼女「私たちの出会ったPCMAXってさ、色々な掲示板があるでしょ?一晩限りの浮気やエッチ目的で利用する人も多いの。」
僕「だから何だよ?」
彼女「そういうのに興味あってさ…。このあいだ寝取られ募集をしてみたの。」
僕「はぁ…!?寝取られ募集!?それで男とセックスしたのかよ?」
彼女「うん、ごめんね。私そういうので興奮するみたいなんだ…。色々と迷惑かけちゃうから、…だから別れよう。」
最後に

とにかく彼女の言ってる事は、理解不能で…その日は、怒りを抑えながら、ふて寝してしまった。
朝起きると、彼女の姿はありませんでした。
テーブルの上にメモ書きがありました。
「今までありがとう。さようなら」といった彼女からのメッセージです。
ショックでした。。。
僕は1週間くらい、ショックで呆然とした日々を過ごしていました。
出会い系「PCMAX」で始めてできた彼女…。
ただ、その彼女は「PCMAX」で他の男に寝取れていたわけです。
当時の僕は、他の女を見つけて、彼女を忘れようと思うまでに時間がかかりました。
もうあれ以来、彼女とは一度も合っていいません。
ただ、PCMAXを使ってると、また彼女が寝取られ募集しているんじゃないか?って思って、掲示板を色々と覗いちゃんうんですよね。
今さら、会ってもどうしたものか、って感じですけどね。